氣道協会 |氣道とは

氣道とは

氣の道を歩む

「氣道」とは…
文字通り、「氣の道」
自然(=生命、氣)に沿って生きることを指しています。

「氣」とは、
古来中国では、天の理(ことわり)に通じる言葉であり、 大宇宙と小宇宙(人体)を結ぶ架け橋である、呼吸にも関係し そして、心に宿る思い、場の気配を伝える、奥深い言葉でもあります。

「道」と名がつくもの、武道、茶道、華道などは 日本において伝統的な体系ですが これは、お稽古場の
中で行うことだけでなく 本来、暮らしのあらゆる側面に、その思いや鍛錬の結果が現れるよう 日々歩ん
でいく「道」といえましょう。

氣道とは、一生を通じ、健やかな身心を育んでいく道です。

+αではなく、内なる生命力を信頼し、自然に生きる

野生動物たちは、知識はなくても、本能、そして身体の備わった智恵をもって のびやかに、いきいきと生きています。

人に元々備わっている、驚くほど精緻な感受性や洗練された野性を生かし その人らしく、自然に生きることこそ 健康への第一歩と、氣道では考えております。

暑い季節、たくさん汗をかいた後の爽快感
寒い日に、あたたかいお風呂に浸かり、ほっと寛ぐひととき
空腹のとき、一番食べたいものを口にした瞬間の喜び
ぐっすりと深く眠り、自然に目が覚めたときの充足感

身心のリズム、大自然のサイクル
生命の流れに沿った行動には、さわやかな心地良さ、快感覚が伴うものです。

プラスアルファではなく、ニュートラルに…
裡(うち)からの声に耳を傾け、身心の自然な流れを妨げないよう、余分なことは行なわない

当会では、この点を重視しています。

内なる生命力に沿って、身心からの自然な要求にまかせていくことで 人は真の健康を取り戻すことが可能です。

いい換えるならば、氣道は「体にまかせる健康法」の集大成といえましょう。

「知る・考える」から「感じる」へ  体からの声に、全ての答えがあります

「手元にある雑誌や新聞をぱっと広げただけで、 目移りしそうなほど、様々な健康法や治療法が存在していますが…

「今の自分に本当に必要なものは何か?」

と、じっくりお考えになったことはおありですか?

今の自分にとって最適なものを、確実に選ぶためには
「知る・考える」から「感じる」へのシフト(転換)が、実は一番の早道です。

しかし、季節感を失い、リズムやバランスが乱れがちな現代人は、 裡(うち)なる声(体の要求)をうまく聞き取れなくなっているケースも数多く見受けます。

本来の身体感覚を取り戻し、その人らしい真の健康状態へ導くために 当会では、個人指導(整体)をおすすめしております。

野口整体をベースに、身体均整法やオステオパシー、そして、ロルフィング、セラピューティック・タッチ、内感技法など、
さまざまな手技療術を統合した氣道の個人指導(整体)を心地よくお受けになるだけで、体は弾力を増し、心も軽やかに、 感受性もみずみずしく豊かになってまいります。

また、当会では、個人指導(整体)と共に、 日々の健康づくりにお役立ていただけるよう 自動運動や季節ごとの体操、瞑想や内観をはじめとする、 どなたにも簡単にできるメソッドも各種ご紹介しております。

健康であることは自然なこと 一生を共にする この身体を育む「氣道」

個人指導(整体)や講座を通し、身心が健康になるに従い ご自身、そして周囲を取り巻く氣の流れにも敏感になってまいります。
健やかな身心からの声(要求)に沿って、自然に生きることの 清々しさ、のびやかな感覚に驚かれることでしょう。

自らの身心が調和したとき、氣の流れもスムーズになり、 生命は輝きを増し、周囲とのコミュニケーションも円滑になっていきます。

この「氣が合う」感覚を通じ、自らの内に眠っていた新たな可能性が目覚めはじめます。
氣に沿って生きることは、皆さまが持って生まれたそれぞれの個性や才能を開花させ 幸福に生きるための一番重要な礎となります。

人は本来、健康であることが自然であり、そのための力を元々宿す存在です。

「自然に生きる道 ―― 氣道」

生命の輝きを言祝(ことほ)ぎ、一生を共にするこの身心を慈しみ、育みながら ともに「氣の道」を歩んでまいりましょう。

氣道協会代表より、皆さまへご挨拶

この度は当会のホームページをご覧になって下さり有り難うございます。 代表の長谷川淨潤と申します。

私は幼少時から医学と人間の生死に関心を持っていたらしく、そうした個性を母が伸ばしてくれたようです。
(母によりますと、4才の時に人体解剖図を描き、それ以前からも、人は何の為に生きているのかを考えていたとの事です。)
その後、どのような経緯かは覚えていないのですが、9才から整体を始めました。
(有難い事に、その頃受けられた方々は現在でも道場にいらっしゃり、お子さんやお孫さん共々整体を受けて下さっております。)

10才からは母の導きで麻原先生をはじめ、様々な方に師事させて戴くご縁に恵まれ、
野口整体をはじめ、ヨーガ、禅、ミルトン・ヒプノシス、その他、様々な健康法や心理療法、潛在意識活用法などを学ばせて頂きました。
そして30才の誕生日を迎え、それまで学んできた事の集大成として氣道を創始いたしました。
以後、今日に至るまで、個人指導(整体)や講座を通して、氣道の指導および研鑚活動を続けております。

さて、氣道とは文字通り「氣の道」でありますが、別の言葉でいえば「自然道」となります。
「氣」は私たち生命の源を指す言葉でありますが、 同時にそれは大自然の根幹にある働きでもあるからです。
つまり氣に沿って生くる事は自然に生くる事に他なりません。

そして、野生の動物や植物たちが自然にまかせて健やかに生きているように、人もまた自然にいきいきと生きていると自ずと健康になっていきます。
生きとし生けるものは、自然に生きると健康になっていくように作られているのでしょう。
(氣道を「体にまかせる健康法」として紹介する事があるのもその理由によります。)
また逆に、溌剌と健康に生きている時には、自然な流れに沿った心地好い感覚があるものです。
天行健と申しますが、健康は自然の顕れであると同時に、自然こそ健康の真の姿でもあります。
つまり、氣道という自然道は、健康自然道でありますが、同時に自然健康道でもあるのです。

身心を自然で健康な状態に戻し、幸せな日々の生活が現われるよう、 当会では、自動運動と瞑想をはじめとする
「どなたにも有効で、かつ楽に簡単にでき、素晴らしい効果がある方法」をご紹介しております。 (それらを【健康法のエッセンス】と呼んでおります。)
そして、当会の活動の中で、どなたにも最もお薦めしたいのは個人指導(整体)であります。

ただ気持ちよく受けるだけで、「体が整い」その結果として「体を育む」ことができ、身心を自然で健康な状態に戻していくことができるこの整体は、
まさに一生を通じての生命のお稽古事とも言えるでしょう。
(また、その方にとって必要な健康法も随時ご紹介させて戴いております。)
そのため個人指導(整体)は、私たちの活動の中核になっており、ほぼ毎日行っております。
おそらく受けられたその日から身も心も軽やかになり、目に映る景色も違って見え、なぜか楽しい気持ちになっていくに違いありません。
人生には限りがあります。
しかし「幸せ」だけは限りなく広げていって戴けたらと願っております。
そのためにこそ日々この活動を続けております。
氣に沿って自然に生き、裡なる無限の元気、生命力を発揚させ、日々快活で溌剌とした人生を送ろうではありませんか。
当会を通して、身も心も軽く、楽しく充実した毎日を送って戴けたら、これに優る想いはありません。
このホームページでのご縁を通して、皆さまに直接お会いできる日を心より楽しみにしております。